今さら聞けないゴルフのスコアの正しい書き方を解説

ゴルフ初心者にとって難しいことのひとつがスコアカードの書き方ではないでしょうか?

 

コンペはもちろん、プライベートのゴルフでもスコアをしっかり記録して、その反省を次のゴルフに活かすことがスコアを改善させるポイントです。

 

ただ、せっかくスコアを記録するのなら、あとから読み返した時にどういうラウンドだったのか思い出せる書き方にしたいですよね。

 

という訳で、今回は今さら聞けないゴルフスコアの書き方を詳しく解説していきたいと思います。

 

 

プレイ方式によってスコアの書き方は変わる

スコアカード

ゴルフのプレイ方式は通常のストロークで競う方法だけではなく、マッチプレイやハンディキャップ戦などがあり、プレイ方式によってスコアの付け方が変わってきます。

 

また、通常のストロークプレイであってもスコアの書き方を工夫することで、より詳しいラウンドの情報を記録することができるんです。

 

今回は、ゴルフのプレイ方式別に代表的な7種類のスコアの書き方を紹介したいと思います。

 

  1. ストロークプレイ
  2. ストロークプレイ+マーク
  3. ストロークプレイ+プレイ内容
  4. ストロークプレイでハンディキャップ戦
  5. ストロークプレイで18以上のハンディキャップ戦
  6. ストロークプレイでハンディキャップ戦(ハンディキャップ列がある時)
  7. マッチプレイ

 

ゴルフスコアの書き方①:ストロークプレイ

ストロークプレイ

最もシンプルなスコアの書き方がストロークの結果だけを書き込む方法です。

 

ストロークプレイではラウンド中にプレイヤーが行ったストロークの数を数えます。ストロークとは簡単に言えばボールを実際に打つことで、ストロークの数とはそのホールでボールを打った回数ということになります。

 

そしてそのストロークの数をそれぞれのホールの枠内に書き込み、9ホールが終わった時点での合計数を記載します。18ホール完了時点でフロントナインとバックナインの数字を合計したスコアがあなたの当日のスコアになります。

 

ゴルフスコアの書き方②:ストロークプレイにマーク付き

マーク

シングルプレイヤーやプロゴルファーのような上級者の場合、ストローク数に丸や四角といった記号を付けている人も多いようです。

 

丸の意味はパーを下回ったホール、つまりバーディやイーグルを出したホールという意味があり、四角の意味はパーを上回ったホール、つまりボギーやダブルボギーを出したホールという意味を表しています。

 

丸や四角の記号がないホールはパーで上がったホールということになります。

 

初心者や中級者の場合はスコアカードがマークだらけになるのであまりおススメできないのですが、上級者にとっては一目で崩れたホールやバーディが取れたホールがわかる便利なスコアの書き方になります。

 

 

ゴルフスコアの書き方③:ストロークプレイにプレイ内容情報追記

統計データ

多くのアマチュアゴルファーにおススメのスコアの書き方がこの方法です。

 

プレイ後にスコアを分析するためにフェアウェイキープ、パーオン、パット数といった必要最低限のラウンド情報をスコアカードに記載します。

 

写真の例だとFairwaysはフェアウェイキープが出来たホールにチェック、GIRはパーオン出来たホールにチェック、Puttsはパター数を記載していますね。

 

一般的な記載方法ですが、スコアカードの自分のスコアの下にカテゴリーを設けてそれぞれ必要な項目を記載してスコアと一緒に書き込んでいきます。

 

 

もう少し詳しい情報を書き込みたいときは、写真のようにサンドセーブ(グリーンバンカーから2打以内でカップインすること)や100ヤード以下のストローク数を書き込むことで、自分の弱点を明確にすることが出来ます。

 

このスコアの書き方の難点としては、あまり色々書き込むと同伴者のスコアが書けなくなるという点です。

 

ゴルフカードの枠数次第にはなりますが、初心者の場合はとりあえずフェアウェイキープとパット数を記載しておけば十分だと思います。

 

 

ゴルフスコアの書き方④:ストロークプレイでハンディキャップ戦

ハンディキャップ

ストロークプレイでハンディキャップを使用した場合のスコアの書き方がこれになります。

 

写真の上が一つの枠にハンディキャップを考慮したスコアもまとめて書く方法で、写真の下はハンディキャップを考慮したスコアと分けて各方法です。

 

ハンディキャップ戦では、対戦相手のハンディキャップと自分のハンディキャップの差が、各コースに設定されているハンディキャップと同じかそれよりも大きいホールでは、ハンディキャップが大きい人のスコアを1打引きます。

 

ハンディキャップの差が18を超える場合は2打以上引くホールも出てきます。

 

 

写真の例では自分のハンディキャップが20、対戦相手のハンディキャップが15だったとすると差は5になります。そして1番、4番、7番のコースハンディキャップは全て5以下なので、スコアが1打下げられているということです。

 

ハンディキャップを考慮する前のスコアをグロススコア、ハンディキャップを考慮した後のスコアをネットスコアと言います。

 

 

ゴルフスコアの書き方⑤:ストロークプレイで18以上のハンディキャップ戦

ハンディキャップ18

この例はストロークプレイのハンディキャップ戦で差が18以上ある場合の書き方です。

 

一行にグロスとネットスコアを書くとごちゃごちゃして見にくくなるので、ハンディキャップの差が大きい場合はこのように二行に分けるのが通常です。

 

 

ゴルフスコアの書き方⑥:ストロークプレイでハンディキャップ戦(ハンディキャップ列がある時)

ハンディキャップ列

この例はストロークプレイでハンディキャップ戦を行っている時に、バックナインのスコアカードにハンディキャップ列がある時のスコアの書き方です。

 

ハンディキャップ列にハンディキャップで減らした打数を記載して、ネット列に実際のストローク数からハンディキャップで貰った打数を引いたスコアを記載します。

 

 

ゴルフスコアの書き方:マッチプレイ⑦

マッチプレイ

ゴルフでは18ホールのストローク数の少なさを競うストロークプレイが一般的ですが、1ホール毎のスコアを元に勝敗を決めるマッチプレイというルールもあります。

 

この書き方はマッチプレイでゴルフをプレイした時のスコアカードの例になります。

 

マッチプレイでは対戦相手よりも良いスコアでそのホールを上がったら1ポイント入手、悪いスコアなら1ポイント失います。そしてお互いポイントを持っていない状態をオールスクエア(all square)と表現します。

 

そのため、最初のホールで同じスコアで上がった場合はそのホールの枠に『AS』と記載しています。次のホールでもスコアが同じでポイントが動かないとひとつ前のホールの記載内容と同じ結果となるので『AS』と記載します。

 

あるホールでポイントを手にした場合は『+1』と記載して、またポイントの変動があるまでスコアカードに記載するないようは『+1』のままです。もし『+1』の時にポイントを失ったら『AS』に戻ります。

 

 

スコアカードはあなたの大切なプレイ記録

ゴルフに慣れてくるとスコアカードの書き方が適当になったりして自分では殆ど管理をしない人もいますが、私はとても勿体ないと思います。

 

スコアカードは大切なあなたの記録であり、しっかり書いてあげればあなたのゴルフを上達するヒントになってくれます。

 

スコアカードの書き方を工夫してゴルフ上達に繋げていきましょう。

 

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